宮古島に移住して苦節8年!念願のゲストハウスを建てた女性の物語

あなたの話【ストーリー】を教えて21話は宮古島第3弾をお届けします。

今回ご登場頂くのは8年前に京都から宮古島へと移住した奈良さんのストーリーです。

奈良さんは宮古島の魅力に魅了され、宮古島への移住を決断。

その後は宮古島に自身のゲストハウスを作る事を目標に掲げ、これまで地道に現地での関係作りや物件確保に奔走して来たようです。

 

宮古島特有の問題!空き家物件が壁に

19、20話でご紹介をしましたが宮古島には現在数百の空き家物件が存在しているといいます。

ですが各空き家物件の大家はその物件を他人へ貸し出す事は稀で、先祖から受け継いで来た「家」という財産を自分達が守っていくという意識が強く、結果として島外の人間が仮に宮古島に自身の物件を保有したいと考えてもなかなか物件を入手することが難しいと言います。

奈良さんは宮古島に長年住む事で少しずつ地元の方々との信頼構築に励み、その結果移住から6年が経過した2年前にようやく念願の空き家物件を購入出来たようです。

それが奈良さんが建てたゲストハウスのアバハウスです。

 

物件購入からが前途多難の始まり

6年もかけてようやく手に入れる事が出来た物件でしたが本当の苦労はそこからだったようです。

空き家物件を譲り受ける際は元の持ち主からリフォームが出来ると伝えられていたようですが、いざ物件を購入しリフォーム業者にリフォーム依頼をしてみると雨漏りや老化など、物件の状態が悪過ぎてリフォームが出来ないと宣告されてしまいます。

結局複数の業者に頼んだものの全ての業者から断られてしまい、リフォームを諦めて物件を取り壊して再築する方向を模索するしかなくなってしまったようです。

 

今度は取り壊し業者が見つからない日々

リフォームさえすれば人が住める環境になると考えていた奈良さんの考えはことごとく覆される事になり、余計な費用の支出は生まれるものの一度建物を取り壊し、その空き地に建物を再築する道を探し始めた奈良さん。

ですが今度は取り壊し業者がどんなに探しても全く見つからないという問題にぶつかります。

 

それもそのはずで現在宮古島は建築ラッシュの状態で、取り壊し業者の予約も2年待ちが当たり前なんだとか!

それに都会とは違って元々業者の数そのものが宮古島では限られている為、奈良さんもあらゆる業者に依頼を断られ続けることになってしまったようです。

 

せっかく手に入れたはずの念願の物件が当初の目論み通りリフォーム出来ず、今度はそれを取り壊す決断を下すも取り壊しを手伝ってくれる企業さえ見つからない。

非常にポジティブで明るい性格の奈良さんですが、さすがにこの現実には途方に暮れてしまったと言います。

 

奈良さんの強い思いが業者を動かす

物件購入から2年の月日が経とうとしていた頃、奈良さんはある業者に狙いを定め、自分の夢に対する情熱を担当者に伝え続けたようです。

その熱意が相手にも伝わったのでしょう。

 

結果的にその奈良さんの強い思いに心打たれた業者の方が奈良さんの依頼を受け入れ、優先的に奈良さんの物件の取り壊しと再建を急スピードで執り行ってくれたと言います。

しかも破格の値段で作業を受けてくれたと言うのです。

 

こうして苦節8年目にしてようやく2021年の4月、奈良さんは宮古島に念願のゲストハウスを建てる事に成功したのでした。

 

奈良さんのこれからの夢は三線の普及

せっかく建てたゲストハウスですが現在はコロナ禍の為、残念ながら観光客がまだあまり訪れていないと言います。

ですが今後奈良さんはアバハウスを通じて宮古島への恩返しを考えているようです。

それは沖縄の伝統楽器である三線をアバハウスに宿泊する方々などにお伝えし、三線の普及に努めたいと考えているという事です。

 

何故そのように考えるのかと言うと、奈良さんが困難の日々を送っていた頃、奈良さんの心を救ってくれたのが三線だったからだと言います。

 

こちらの詳細は是非下記動画からご覧頂ければ幸いです。