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勝手にサプライズ企画第二弾「宮古島の奈良さんへPR動画をプレゼント」
あなたの話【ストーリー】を教えて2ed Seasonの今回の企画は「勝手にサプライズ企画」の第二弾です。
今回番組がサプライズをする相手として選んだのは以前我々の番組にも出演をしてくれた宮古島でゲストハウスの「アバハウス」を運営している奈良さんです。
何故僕らがサプライズを行う相手を奈良さんに決めたかと言うと、それは奈良さんの存在が僕らの番組のリニューアルや現在の活動に大きな影響を与えているからなのです。
奈良さんへのインタビューがきっかけで番組の方向性を変化させた
奈良さんは宮古島の魅力に魅せられて8年前に京都から宮古島へ移住をし、以降ずっと現地の方々のコミュニティに溶け込みながら活動や生活を送って来た方です。
宮古島の美しさや魅力、そして実際に宮古島へ触れる事で体感出来る感動や心の豊かさをもっと沢山の人にも知ってもらいたいと考えるようになった奈良さんにとってアバハウスの実現は長年の夢でした。
ですが先祖代々の土地を守る意識が特に高い宮古島の人々にとって、島の人間以外へ宮古島の土地や家を譲渡する事は滅多にないと言います。
そういった背景の中、奈良さんは地道に地元の人々との信頼関係を積み重ねていき、そして3年前にようやく念願の物件を購入する事が出来たのです。
挫折続きの連続
長年の夢を叶える形でようやく奈良さんが手に入れた空き家物件は長年手付かずで放置されていた為、天井には穴が空き、家の中はガラス破片が飛び散り、雑草が床に生い茂るなど、とても人が生活出来る環境ではなかった為、奈良さんはこの物件をリフォームする事で人が生活出来るゲストハウスへと生まれ変わらせようと考えました。
ですがリフォーム業者に物件を見てもらうとあまりに建物の老朽化や損傷が激しかった為に実際はリフォームを行う事も不可能だと奈良さんは知る事になります。
物件を購入後に初めてその事実を知る事になった奈良さんは新たに余計な出費を避けられないものの、一度建物を完全に取り壊して真っ新な土地だけの状態に戻し、その土地の上に新たな物件を建て直す計画を立て直します。
しかし、そこにも不幸の出口はまだ待っていなかったのです。
宮古島の建築ラッシュの煽りを受ける事に…
建物の取り壊しを決めた奈良さんへ待っていたのは建物の取り壊しを協力してくれる業者が全く見つからないという負の連鎖でした。
実はこの数年、宮古島では建築ラッシュが常態化し、一般人が建物の解体を行いたいと考えたとしても2年ほど待たなければ自分の順番さえ回って来ないという状況が続いているようです。
そういった背景もあり奈良さんも掛け合った何社もの業者にことごとく断られる結果になり、ようやく数年越しの物件を手に入れる事が出来たにも関わらず自分の意思とは反する形でそこから一歩も進めなくなるという時期を長く過ごしたようです。
奈良さんの熱意が業者の心を動かした
しかし奈良さんは諦めませんでした。
最終的には「この業者にリフォームをしてもらいたい」と感じた一社に的を絞り、何度門前払いを食っても何度も何度もその業者を訪問すると言う活動を繰り返したようです。
結果的に奈良さんの活動は業者の社長の心を打ち、奈良さんの空き物件の解体は通常よりも早く実施される事になるのです。
このようにしていくつもの困難を乗り越えて2021年4月にオープンしたのがアバハウスなのです。
今度はコロナで観光客が現れないという事態に
ようやく念願のゲストハウスをオープンさせた奈良さんでしたが、現在はコロナ禍。
観光は業界全体が大きな打撃を受け、宮古島を訪れる人の数も例年に比べて激減しています。
そこで、アバハウスが出来るまでの奈良さんの不屈の精神のストーリーに加え、奈良さんのギブ精神に溢れた性格や行動は奈良さんと言う人を応援したいと感じさせるのに充分だと感じた我々は、奈良さんへPR動画を勝手にプレゼントし、アフターコロナに向けてご活用頂きたいと考えました。
そこで再び宮古島を訪れ、PR動画を撮影する為の素材を撮る事にしたのです。
PR動画作成へ
誰かの役に立ちたいという思いの中、どのような困難が訪れても諦めずに長年活動を繰り返して来た奈良さんに心底心打たれた僕達が、奈良さんのように少しでも人や社会の為に貢献出来るようになりたい!と考え、番組のリニューアルを決めたのが3か月前。
今回少し時間はかかってしまいましたが、今度は奈良さんにサプライズという恩返しを僕達がする番です。
その思いの中、制作したのが下記動画中のPR動画になります。
是非奈良さんとの掛け合いと合わせてご覧頂ければ幸いです。
2nd Season YouTube何でもお手伝い屋のシリーズ動画はコチラから↓↓↓