日本の漫画界で中国人初のプロ漫画家になった胡蓉さん

あなたの話【ストーリー】を教えて26話にご登場頂くのは日本でプロの漫画家として活躍する胡蓉(フーロン)さんです。

 

日本人でさえ日本の漫画界でプロとして活躍出来る漫画家は一部しか存在しない厳しい競争の中、ロンさんは中国人として日本で活躍する漫画家です。

ロンさんは元々中国に住んでいた頃、中国の漫画の原型と言われる連関画の画家として活動をしていました。

 

連関画家から漫画家へと転身し、そして更なる研鑽を積む事を目的に26年前、日本へとやって来たと言います。

 

生まれ付き下肢障害を抱え学校に通う事も出来ない幼少期を過ごす

実はロンさん、生まれ付き下肢障害を抱え歩行するのも簡単ではありません。

幼い頃は学校に通う事も出来ずまともな教育さえ受ける事が出来なかったようです。

そんな話を聞くと多くの方はそれをハンディと受け取ってしまいそうですがロンさんにとって、それらの状況は乗り越えるべき壁に過ぎなかったようです。

 

今の自分にとって出来ない事はこれから出来るようになればいい!

ロンさんはいつもそのように考え生きて来たと言います。

日本へ来た当初、苦手としていた日本語も話せるように努力すれば良いと考え、毎日語学を磨く努力を重ねて現在の語学力まで高めて来たようです。

 

漫画家の原点は小説と文学

学校に通う事が出来なかったロンさんにとって幼い頃からの楽しみは小説や文学書を読むことだったと言います。

そうして沢山の書物を幼い頃から大量に読むうちにロンさんの創作意欲は自然と高まり、漫画家への原点になったと振り返ります。

漫画は文学と絵の両方を一度に伝える事が出来る素晴らしいツールだと考えるロンさんは漫画を通して自己表現をする道を極めていく事になります。

 

その果てに日本で活動する唯一の中国人漫画家として成功を収めるのです。

 

ロンさんの今後の夢

ロンさんの今後の夢は漫画にとどまりません。

漫画が原作の舞台や映画を生み出したり、自身の動画チャンネルも持ちたいと考えていると言います。

また、これまで培って来た自分の経験を今後は若手に対して指導していく活動も増やしていきたいようです。

非常にパワフルで底なしのエネルギーを放つロンさんのお話を是非動画からもご覧ください。

 

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