台湾、香港、中国本土など中華圏での仕事歴20年
(うち半分の10年は中国暮らし)

 

自称!日中友好大使の小松拓也です。

 

 

これまでの記事で台湾、香港、中国本土とそれぞれの特性やそれに伴った攻略法をお伝えして来ましたが、今回はそのまとめをしたいと思います。

 

 

あらかじめ個人的見解をお伝えしておくならば、日本人が中華圏に拠点を構えて芸能活動をする場合、その入り口はどこでも良いと思います。
(日本ですでに知名度が高い俳優や歌手などが中華圏に出張ベースで渡航するといったケースに関しては元々深く触れていないので、この場合の対象者は中華圏に拠点を構えてどっしりと活動するタイプの方々です。)

 

風土や環境、文化などは人によって合う、合わないが分かれるのが普通ですし、自分自身が興味のない場所に行ったとしても苦痛になりかねません。

 

 

それならば少しでも興味がある都市を選ぶことが個人的にはオススメです。

 

その上で、これまでの記事のまとめをお伝えするので改めて参考にしてみて下さい。

 

 

①市場として最も大きいのは?

断トツで中国です。
トップスターは、映画一本10億円の出演料を稼ぐ人もいますし、イベント出演料も一回数千万円というスターもいます。

 

その分、末端の芸能人との格差はとてつもなく開きがありますので、多少でも知名度を確立しなければ仕事として生計は立てられないでしょう。

まさにハイリスク・ハイリターンの社会構図です。

ちなみに台湾や香港のみで活動している芸能人の、現地でのみ得られる芸能の収入は、日本の芸能市場と同格かやや下ぐらいの平均収入のようです。
(知名度や人気などにより当然個人差が激しいので、一概には比較出来ないのですが。)

 

もう一つ情報を加えるならば、中国映画やドラマにレギュラーとしてそこそこの役回りを得て参加している日本では無名な日本人の役者で、一本のギャラが数百万というサラリーマンの平均年収ほどを稼いでいるという人も実在します。

 

もちろん中国でも決してその方の知名度が十分にあるというわけではないのですが、それでも条件やタイミングさえ合うならばこういった稼ぎを実際にしているという日本人が存在する事実はあるのです。

 

ちなみに日本の芸能界で、映画やドラマ一本で数百万のギャラを稼げるという俳優は名前の売れた主演クラスの方に匹敵するギャラです。
(これも人によってまちまちなので一概に比較出来ないのですが。)

 

ハイリターン・ハイリターンの世界であるのは間違いないですが、中国で活動する上で1番の魅力となり得るのがこういった収入面での市場が実在しているということなのだと思います。

 

②日本人が比較的芸能活動しやすい場所は?

これは台湾・香港が同格で、中国本土はそれに比べかなり確率が下がるでしょう。

 

また、台湾・香港はかなり親日的ですし、政治要因に伴う芸能活動の支障はほぼ起こりえないですが、中国本土は日中間の政治摩擦などの煽りをいつ芸能活動している日本人が受けるか常に分からない状況ではあります。

 

こういったバックボーンも最低限の知識には入れておいた方が無難でしょう。

 

更にカテゴリーを分けるなら台湾は北京語圏であり、マルチな展開を考えているタレントさんにとって活動しやすい芸能市場と言えるでしょう。

 

逆に香港ならば映画市場が盛んですが、広東語圏なので、広東語かもしくは北京語が話せないとなかなか映画界への進出は難しいと思うので、言葉が話せないうちは、日本人モデルの起用を比較的好む香港市場にモデルから進出するという方法が入り口としては入り込みやすいでしょう。

 

中国本土ならばテレビ局主催の大型のオーディションに参加をしてみたり、SNSを工夫しながら駆使してみるというやり方から打開策を広げられるかもしれません。

 

 

③住みやすい環境は?

 

これはあくまで個人的な見解ですが、一位は台湾、二位が香港、三位が上海で次いで北京です。

 

一位の台湾は親日なことに加え、海外であるにも関わらず比較的日本の環境に近いことなども違和感少なく飛び込みやすい要因です。

 

香港は住む上での状況面は台湾とほぼ同格なのですが、長いこと住むには狭い都市なので多少飽きてしまうかもしれません。
台湾ならば気分次第で台北を離れて南の高雄に遊びに行ってみるなどの幅があるのです。その両都市の差が順位に反映しています。

 

三位の上海は中国本土では日本人が最も多く、日本人にとって住みやすい環境が整っているという点で北京より上に選びました。

 

台湾や香港に比べ、ただ生活をしているだけでも色々とトラブルや日本では考えられないようなハプニングも起こりえますが、そういった破天荒さえもプラスに変えられる方には是非オススメです。

 

破天荒な環境で鍛えられる精神や生命力も確実にあるでしょうし、そういった体験をしてみたいという方はチャレンジの甲斐があるかと思います。

 

以上をもって中華圏の芸能市場を目指す日本人!というカテゴリーをまとめたいと思います。

 

次の中国渡航前に必ず知っておいた方がいい中国ネット事情とVPNどうぞご覧ください。

 

 

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