日中友愛エンタメ大使(自称)の小松拓也です。

 

(写真は今年6月の上海国際映画祭日本週間開幕式で司会を務めている様子)

 

さて、連日報道されている范冰冰(ファン・ビンビン)さんの脱税疑惑と失踪騒動ですが、昨日の僕のブログ中国トップ女優范冰冰の失踪事件を受けて中華圏芸能歴22年の小松拓也が中国を語る②でも一連の騒動をかなり掘り下げた内容の記事を書かせてもらいました。

 

 

小松拓也は台湾や上海などの中華圏で22年間芸能活動を続けて来た日本人の俳優です

 

当たり前のことですが、同じ業界ではあっても日本の芸能人や芸能プロダクションを含めたほとんどの日本人が中国の芸能界や芸能事情に詳しい方が存在しない為、個人的には少し范冰冰(ファン・ビンビン)さんの一部の関連報道には違和感を感じてしまう部分もあるのが事実です。

 

僕、小松拓也は22年前から中華圏で芸能活動や実生活を繰り返して来たし、そのうち半分近い10年の期間は台湾や上海に住みながら映画やテレビ、イベントなどに出演して現地の芸能界で活動して来ました。

 

現在は居住や基盤を日本に戻しましたが、上記写真の2018年6月に開催された上海国際映画祭日本週間開幕式で司会を務めている様子からもお伝え出来る通り、小松拓也は現在でも定期的に中国で芸能活動を行っているほか、日本においても中国人とビジネスをする機会が多いのです。

 

その為、僕には今でも中国の情報や中国芸能情報がたくさん入って来るし、そこに付随する中国人との人脈やネットワークも数多く構築しています。

 

こと中国の芸能界というポイントに絞れば”生”の中国芸能事情をよく知る数少ない日本人の一人になるんだと思います。

 

そんな僕から見た范冰冰(ファン・ビンビン)さんに纏わる一連の報道を僕なりに調べて咀嚼し、加筆した記事が昨日の中国トップ女優范冰冰の失踪事件を受けて中華圏芸能歴22年の小松拓也が中国を語る②というブログです。

 

今日はその記事にも記載した様々な事例を基に、范冰冰(ファン・ビンビン)さんから学ぶことが出来る「今後の時代を生きる芸能人達の新たなビジネスモデル」に関して書いていきたいと思うのですが、

 

その前に一連の騒動からより皆さんに一歩進んだ中国芸能事情や中国事情をご理解頂きたいと思い、中国ビジネスにも役立つ様々な観点のお話をさせて頂きたいと思います。

 

 

 

中国の街並みの変化から見る中国市場競争の激しさ

 

そもそも中国の市場競争が現在どの程度熾烈なものかを表す上で分かりやすく説明出来る例が中国の街並みの変化です。

 

街の風景の変化というのは誰でも目視出来るという点で非常に分かりやすいですね。

 

 

僕が上海に住んでいたのは2007〜2013年の6年間(ちなみに現在でも2〜3ヶ月ぐらいに一回ぐらいのペースで中国は行き来しています)でしたが、あの頃は日本を基準にしたら考えられないほどのスピードで中国の街の景色がみるみる変わっていく光景を何度も何度も見続けて来ました。

 

東京でもオリンピックに向けてあちこちで駅前再開発が進むなどの変化が見られますが、中国のそれと比べた時、日本の変化は小さなレベルに感じてしまうほど、中国の変化はとにかく激しい変化なのです。

 

例えるならば、東京の変化が駅前やビル単位の小さな変化(そもそもこれって小さな変化ではないですが…)であるとするならば、中国の場合は街の一区画そのものがまんま全部変わってしまう!これぐらいの規模の変化が日常茶飯事に起こることなのです。

 

上海や北京の都市部では以前に比べたらそのスピードが鈍化しているとは言え、それでも現在でもなお街の変化は東京以上に見てとれるし、何より中国はまだまだ未発展な地域も少なくないのです。

 

そういったいわゆる過疎地の地域では上述したような巨大な変貌を遂げているという地域もまだまだ存在しているわけです。

(逆に日本の報道でも取り上げられるように、バブルの波に乗っかる形で始まった建設ラッシュの最中広まったプロジェクトが途中で頓挫し、ビルや街が開発されないまま工期の途中で止まったままゴーストタウン化しているなどの逆の側面を持っている地域なども見受けられます。まあ、こちらに関しては話が脱線してしまうので今日はスルーします。)

 

 

中国ビジネスをする上で日本人が知っておくべき中国人の思考と行動のスピード感

 

 

さて、街並みがどんどんと変化するということは当たり前ですが街の持つ機能や構造そのものが変わることを意味しますね。

 

これまで個人商店が軒を連ねていた商店街が巨大な三井アウトレットモールやららぽーとに変わるようなものです。

 

古いものから新しいものへと需要が変化するわけですから、当然その変化の中で競争力を失い淘汰される企業や個人事業主も数多く生まれるわけです。

 

同時に、近年ではその変化が増加して街に溢れる人や物が次々にどんどんとアップデートされるわけですからそれに伴い洗練された企業や商品が必然的に増え、サービスは急スピードで向上し以前に増して市場競争は激化しているわけです。

 

また、そのテンポがどのぐらいのスピード感かを表す具体的な例として実際に僕が目の当たりにして来た街の変化を挙げていきます。

 

 

 

 

例えば新しい飲食店が上海の街にオープンしたとします。

 

「おっ!なかなか美味しいお店だな。」と感じたので定期的に通うリピート客になったものの、新規開店のため集客力がなくいつも店はガラガラ。

 

するとオープンから2ヶ月後、いつものようにお店まで足を運ぶとそこには閉店の張り紙が貼ってあるではないですか!

 

 

 

 

要は勝ち目がないと早々に悟り、体力を消費しながら今後も引き続き粘って商売を続けるよりも、

 

体力があるうちにもっとシンプルに稼げる事業に舵取りを方向修正した!ということなのです。

 

こういったお店はこれまで何軒も見て来たし、中にはお気に入りのお店が閉店してしまったというケースも複数ありました。

 

 

 

 

正直、日本人の気質や常識ならば考えられないことです。

 

そもそも最初は上手くいかず苦労してしまうかもしれない可能性を加味して考えていなかったのかい?ってことも言えるわけですが、それ以上に注目すべきポイントは見切りをつけるスピード感です。

 

店をオープンするのに多額の初期投資があっただろうし、2ヶ月だけ営業して閉店してしまったのでは多額の負債しか残りません。

 

日本人ならばこのタイミングで同様の事例が起こった場合、「今は苦しいけど試行錯誤してこれから盛り返していこう」と考えるだろうし、その為の最善の取り組みと努力に励むことと思います。

 

でも中国人は「問題が目の前にある問題よりも更に深い部分にある」と悟ると、今後目の前の問題を解決する為に割かねばならない労力や投資などから逆算し、大元の問題自体を変える方が更に効率が良いと判断した場合はズルズルと躊躇して問題を先延ばしにするよりも、思い切った決断に踏み切るという傾向が日本人よりも極めて高いのです。

 

もちろん彼らだって全く悩まないわけではないのですが、決断や行動が我々日本人に比べたらとにかくうんと速いわけです。

 

このことは中国人とビジネスをしたことがある日本人ならば誰でも大なり小なり感じていることなのではないでしょうか?

 

逆に中国人はスピード感を重視出来ない相手とのビジネスを嫌煙する傾向もある為、中国側のスピード感に対応出来ず商談の話が流れてしまった!なんていう日本企業の事例もよく耳にするところです。

 

相対的に捉えて、日本人が石橋を叩いてから渡るという保守的な文化の国民性だとするならば、中国人は思い立ったならばすぐに実行に移そう!と考える挑戦的でアグレッシブな国民性と言えるでしょう。

 

 

 

成熟化した中国人に見られる変化と、その変化の競争の中で生き残る洗練された中国人たち

 

話は少し変わりますが、資本主義の国家において全ての先進国に共通して言えるのは国が高度な成長期にある時期は物やサービスなどが多少粗悪で粗末なクオリティの低いものであったとしても割と売れてしまうなんていう傾向にあります。

(中国は社会主義と銘打ちながらも実質は資本主義が広く機能しており、むしろ日本の体制の方がよっぽど社会主義的であることは様々な方が論じている通りだと思います。)

 

 

国が高度成長している時期というのは言ってみればそれまで物がなかったり足りていなかったところにどんどんと必要とする物が入ってくる状況なわけです。

 

空港や道路、オフィスビルといったインフラ的なものからやクーラーやテレビや洗濯機などの生活家電であったり。

 

生活に必要な物が揃ってくる頃には余った余分なお金を趣味や遊びに注ぎ込める人が増えるわけだからゲームセンターやアミューズメントパーク、映画館などのエンタメコンテンツ産業なども発展するわけなのです。

 

これらの様子はひと昔前にとっくに成熟社会を迎えた先進国の人々から見たら隙間産業だらけにも映るわけです。

 

少し前の中国がまさにこの状況にあたったわけですね。

 

 

 

 

そして現在中国は成熟期の入り口付近に足を踏み入れ始めています。

 

先述したように高度成長期の頃に多少粗悪で粗末なサービスでも物が売れていた時代はとっくに通り過ぎてしまったということです。

 

ですから人口の多さに加え、日本以上にスピード感が求められる環境下で過酷な競争を繰り返してきた中国の市場競争は現在恐ろしいほど物やサービスや人が洗練されてきているし、より強くて優秀な者に淘汰されたり吸収される企業や人が猛烈な勢いで増えている実情です。

 

当然品質やクオリティの低いものやサービスは売れません!

 

高度成長期の時代の波に乗って成功し、富裕層となった中国人は大勢いますが今後残っていくのは日本や他の先進国と同じように、競争に勝ち抜いて世の中に価値を提供し続けていくことが出来る人やものになっていくはずなのです。

 

 

 

ここでようやく范冰冰(ファン・ビンビン)さんのことに話を戻していくのですが、

 

何が言いたかったかというとつまり!これまでお伝えして来た中国の競争の激しさやスピード感、流行り廃りの移り変わりや洗練された本物だけしか生き残れなくなってきた時代の変化は、中国芸能界にとっても全く同じであったということです。

 

 

そして、その中でデビューから20年以上もの間常に中国芸能界を第一線で牽引し、No,1女優の名前や富を築き続け

てきた范冰冰(ファン・ビンビン)超凄くね?って話しです。

 

 

 

 

現在、バンバン報道されている范冰冰(ファン・ビンビン)さんの脱税されたとする行為や金額、または彼女の稼ぎなどにばかり目がいっている日本人が大多数と思いますが、これって単純に考えて范冰冰(ファン・ビンビン)さんの凄さを僕らは目の当たりにしているのだとも言えます。

 

 

なので次回のブログでは次こそ、范冰冰(ファン・ビンビン)さんから学ぶことが出来る「今後の時代を生きる芸能人達の新たなビジネスモデル」というテーマをお届けしていきたいと思います。

 

 

次の記事は范冰冰(ファン・ビンビン)さんから学ぶことが出来る人生に役立つ要素を取り入れる思考を学ぶこちらのブログ

 

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