中国トップ女優范冰冰の失踪事件を受けて中華圏芸能歴22年の小松拓也が中国を語る②

中国芸能事情や中国のあれこれ

日中友愛エンタメ大使(自称)の小松拓也です。

 

 

本日は現在日本でも話題になっている中国のトップ女優范冰冰(ファン・ビンビン)さんについてお話していきたいと思います。

 

実は今日放送のフジテレビ「バイキング」でもVTR出演してこの内容の一部をお話ししたのですが、番組では伝えきれなかったことを今回はブログにまとめてみましたのでご覧ください。

(まあ、ぶっちゃけ2時間ぐらいの撮影だったのに10秒ほどしかオンエアに使われていなかったから、結局喋ったこと何も使われていなかったですが。笑 )

 

 

范冰冰(ファン・ビンビン)の中国での知名度はどのぐらい?

 

まず、中国をあまり知らないという日本人の方は范冰冰(ファン・ビンビン)さんの名前を聞いたり、ニュースで「中国トップ女優」と聞いてもいまいちどの程度凄い女優さんなのか分からないという方も少なくないと思います。

 

そこでこれまでの范冰冰(ファン・ビンビン)さんの実績や日本でいうところのどんな女優さんにランクがあたるのかを解説していきたいと思います。

 

芸名:范冰冰(ファン・ビンビン)

俳優(女優)・歌手・プロデューサー・実業家

生年月日:1981年9月16日生まれ(37歳)

身長:168cm

血液型:B型

星座:おとめ座

出身地:中国山東省青島

出身校:上海師範大学謝晋影視芸術学院卒業

 

 

 

1996年:テレビドラマ「女強人」で女優デビュー

1998年:主演ドラマ「还珠格格」の出演により一気に知名度を獲得する

2002年:初主演映画「一见钟情」で映画デビュー

2004年:冯小刚監督映画「手机」で第27回大衆映画百花賞最優秀女優に輝く

2005年:CDアルバム「刚刚开始」リリースにより歌手デビュー

2007年:「心中有鬼」第44回台湾電影金馬賞最優秀助演女優賞獲得

2007年:主演映画「苹果」第4回Eurasia International Film Festibal最優秀女優賞獲得

2010年:映画「观音山」第23回東京国際映画祭最優秀女優賞獲得

2011年:第24回東京国際映画祭審査員を務める

2013年:ハリウッドの報道で年間最優秀国際芸能人に選出される

2013-2017年:アメリカの雑誌フォーブス誌で5年連続中国でトップ有名人として紹介される

2015年:フォーブス誌による世界の富豪女優トップ4として紹介される

2016年:主演映画「我不是潘金莲」で第64回サン・セバスチャン国際映画祭で最優秀女優賞獲得。中国籍の女優として世界主要国際映画祭で2度の最優秀女優賞受賞は初めての快挙!

2017年:アメリカの「TIME」の表紙を飾る。また、世界で最も影響力のある人物100人に選出される。

2017年: 第70回カンヌ国際映画祭で最高賞の「金獅子賞」の審査員委員長を務める

2017年:映画「我不是潘金莲」第31回中国映画金鸡賞最優秀女優獲得

2017年:第11回亚洲电影大賞最優秀女優獲得及び第8回中国映画監督協会が年間女優に選出。

 

 

 

 

 

凄いですねー。

 

主な経歴を挙げるだけでもこれだけの受賞経験や経歴を持った女優が范冰冰(ファン・ビンビン)さんです。

 

中国の国民的美女(かつては国民的美少女として認知されていた)としてその美貌ぶりには整形疑惑が度々取り沙汰されるなど、常に話題に事欠かないトップスターです。

 

 

 

国民的美少女と言えば日本でも大手芸能プロダクションのオスカープロモーションの「全日本国民的美少女コンテスト」というオーディションが有名ですが

 

中国でもスター発掘の類のオーディションが数多く存在し、范冰冰(ファン・ビンビン)さんもこれまでに複数のオーディションの審査員を務めて来た経歴があります。

 

実は僕が2007年に上海東方衛視主催のテレビオーディション「加油!好男児」というテレビ番組に参加をした時にもオーディションで複数回審査員を務めた范冰冰(ファン・ビンビン)さんとお会いしたことがあり、その際少しお話もしたことがあります。

 

あれはすでに11年前の話なのですが、その時の范冰冰(ファン・ビンビン)さんは26歳という若さだったにも関わらず圧倒的なオーラや存在感、貫禄があり、とんでもない大物だなという雰囲気を纏っていました。

 

(ちなみにその当時のオーディションの様子などは売れない僕の芸能人生を180度変えたオーディション!あなたにもそのチャンスは必ずあるのブログ記事で紹介しています。)

 

 

 

 

美人で演技が上手いだけでなく、凛とした佇まいや立ち居振る舞い、自立した女性として第一線で活躍し続けているなど、范冰冰(ファン・ビンビン)さんに憧れるという中国人女性は少なくありません。

 

更にTwitter(ツイッター)の中国版と称される微博(weibo)ではフォロワー数が6,259万人という恐ろしい注目度!

 

いくら中国の人口が多いとは言ってもこれがもし日本だとしたら全国民の半分がフォローしていることになるわけだから、范冰冰(ファン・ビンビン)さんの影響力がいかに半端ないかというのはこの数字からも理解出来ると思います。

 

 

 

上記経歴以外にも映画「アイアンマン3」や「X-MEN: フューチャー&パスト」などのハリウッド作品にも出演するなど、その活動の幅は中国国内にとどまらず、本格派の国際派女優としてもその名を轟かせている名実ともに中国を代表する女優が范冰冰(ファン・ビンビン)さんなわけです。

 

 

更に大作中国映画「楊貴妃」やドラマ「武則天 -The Empress- 」といった中国の歴史を代表する絶世の美女と呼ばれた人物を演じるなど、”中国の美人=范冰冰(ファン・ビンビン)”といった認識を大衆から持たれているんですね。

 

范冰冰(ファン・ビンビン)さんに憧れ彼女のように綺麗になりたいと考える中国人は本当に多く、特に中国で美人の対象とされる代表的な「美白」ぶりも写真を見て分かるほど色白さが際立つ女優としても有名です。

 

 

 

(こちら映画「楊貴妃」の予告編)

 

范冰冰(ファン・ビンビン)を日本人女優に例えるならば、綾瀬はるかさんや長澤まさみさん、新垣結衣さんのような女優さんだとご認識頂ければ皆さんにとっても范冰冰(ファン・ビンビン)さんがどれほどの有名女優であるかはすぐに理解出来ると思います。

 

范冰冰(ファン・ビンビン)さんの場合、ハリウッド進出もしていることや国際映画祭での最優秀女優賞経験があることを加味すると上記女優さんたちの知名度に渡辺謙さんのキャリアが上乗せされた!

 

そんなイメージかもしれません。

 

 

 

ちなみに范冰冰(ファン・ビンビン)さんと婚約している俳優の李晨(リー・チェン/39)さんも中国でトップクラスの有名俳優で、二人の交際は中国の多くの人の注目の的となっています。

 

昨年9月、婚約した二人は今年の2月に入ると今年の年末あたりに結婚する可能性があることを示唆していました。そんな中で起こっている現在の失踪事件ですから、范冰冰(ファン・ビンビン)さんの結婚も今後どのようになっていくのか?

 

こちらの結婚問題にもその動向に注目が集まっているわけです。

 

 

范冰冰(ファン・ビンビン)の今回騒がれている一連の情報おさらい

 

では、范冰冰(ファン・ビンビン)さんが今回中国だけでなく日本でも騒がれている情報をおさらいします。

 

 

 

ことの発端は今年の5月に日本のNHKにあたる中国のテレビ放送局、中国中央テレビ(CCTV)の司会者だった崔永元氏(ツイ・ヨンユエン/55)氏が自身の微博で范冰冰(ファン・ビンビン)さんが「陰陽契約」と呼ばれる二重契約書を作成し、脱税をしていると世間に告発したことでした。

 

それによると范冰冰(ファン・ビンビン)さんが出演した映画(ちなみに年収ではなく一本の映画のギャラです)の出演料約5千万元(10億円」に対してあらかじめ表と裏2枚の契約書を用意し、一枚を2億円(1千万元)、もう一枚を8億円(4000万元)に分けて安い方(2億円)だけを国に申告したというのです。

そして残る8億円は脱税したと疑惑を持たれています。

 

また、時を同じくして范冰冰(ファン・ビンビン)さんは公の一切の場から姿を消し、微博の更新も6月2日の発信を最後に約3か月以上も止まったままとなっています。

失踪以前の范冰冰(ファン・ビンビン)さんの微博を見ると約3~5日に一回ほどの割合で、多い時には毎日微博を更新してきていただけに、この異常な様子を世界中のメディアが追いかける事態となったわけです。

 

 

実はつい先日の9月16日は范冰冰(ファン・ビンビン)さんの誕生日であったため、この日はもしかしたら何かしらのメッセージが本人から発信されるのではないか?と憶測も飛び交っていました。

そんな中、誕生日の日に約10分ほどだけ范冰冰(ファン・ビンビン)さんから久々の投稿記事がアップされたようなのですが、直後に何故か削除されてしまったとの情報もあるようです。

 

また、例年であれば数多くの芸能人や著名人からの祝福もSNSに投じられる范冰冰(ファン・ビンビン)さんですが、今年はその祝福も少なかったのだとか・・・。やっぱりこれも事件と関係があるんですかね?

 

更に中国のネット上では現在、彼氏の李晨(リー・チェン)さんが范冰冰(ファン・ビンビン)さんが誕生日を迎えた16日朝5時20分という早い時間帯にSNS上の友人だけが閲覧可能なグループメッセージに向けて范冰冰(ファン・ビンビン)さんを祝福するメッセージを送ったことが友人から暴露され、問題視される世論を巻き起こしています。

 

今のような状況下でネット上に祝福のメッセージを送るのは相応しくないと判断した彼氏の行為がかえって大きな波紋になってしまったようですね。

 

 

こういった一連の流れを受ける形で中国や日本のメディアでも范冰冰(ファン・ビンビン)さん失踪に関連した様々な憶測や話題が報道されるようになりました。

色々な可能性が報じられていますが真実はやがて明らかになっていくことと思うので、今は范冰冰(ファン・ビンビン)さんの無事を祈りつつ、早く元気な姿をファンの皆さんの目の前に見せてくれることを願うばかりですね。

 

 

范冰冰(ファン・ビンビン)の脱税疑惑は様々な分野に飛び火

 

様々な映画やドラマで主演し、国内外のスクリーンの中で大活躍の范冰冰(ファン・ビンビン)さんですが、なんと企業のイメージキャラクターの本数やその値段も破格なんです!!!

 

なんと122個ものイメージキャラクターを務めているという中国の記事もあり、その中では最高額2年間の契約で2,800万元(およそ4億6千万円)という契約も含まれるようです。

(122個全てが現在進行形なのかどうかは記事に記載されていませんが、もし現在契約中の数字だとしたらとんでもない数の契約量ですね。ちなみに中国語の参考記事はこちら↓)

https://media.weibo.cn/article?id=2309404250405298121953&jumpfrom=weibocom

 

 

 

また、イメージキャラクターの中にはルイヴィトンやカルティエ、モンブランなどの高級ブランドも含まれており、世界に認められた国際派女優であるというのがこういった点からもご理解頂けると思います。

 

 

実は今回の一連の問題を受けて広告や出演映画などの契約解除などの話もすでに一部浮上しているようで、上記の規模感から逆算するととんでもない賠償金額を今後范冰冰(ファン・ビンビン)さんは支払う義務が生まれるかもしれない状況です。

 

当然ですがタレントというのはイメージがとにかく大事ですから今回の問題を受けて范冰冰(ファン・ビンビン)さんの信用とイメージはかなりダメージを受けたと言わざるを得ません。

 

また、タレントのイメージ力や信頼度を商品価値に上乗せする形で成り立つタレントと企業とのキャラクター契約も同様で、范冰冰(ファン・ビンビン)さんと現在契約中の企業にとって今回の問題は大きなマイナスでしょう。

 

その契約金額や影響力を考えると范冰冰(ファン・ビンビン)さんの脱税疑惑から生じている一連の問題というのは単純な脱税疑惑と捉える規模のものではなく、様々な業界を巻き込んだ一大スキャンダルと言えるのです。

 

 

これは范冰冰(ファン・ビンビン)さんが関わっている映画などにも言える話で、例えば元々8月17日に上映されるはずであった出演映画「大轟炸」は10月26日に上映開始を変更しただけでなく、ポスターの中から范冰冰(ファン・ビンビン)さんの名前が消された最新のポスターが発行されているという事態も起こっています。

 

(左が元々のポスターで右は最新のポスター)

 

恐らく一連の報道との因果関係もあって映画会社が決定している変更だけに、今後こちらも賠償責任の追及などがなされる可能性が高いかもしれません。

 

 

 

 

 

そんな中で、范冰冰(ファン・ビンビン)さんが彼氏の李晨(リー・チェン)さんと共にダブル主演している映画」「スカイハンター 空天猟」が9月22日(土)より日本で劇場公開されたようです。

スカイハンターHP

 

 

なんと中国空軍が撮影に全面協力して本物の戦闘機まで出動させて制作されたという大迫力のアクションシーンも登場する映画なんですね。シネマート新宿とシネマート心斎橋にて上映しているようなので、この機会に范冰冰(ファン・ビンビン)さんの映画を見てみたいと思う方がいれば是非見に行ってみてください。

 

(こちら「スカイハンター 空天猟」予告編)

 

 

 

 

 

范冰冰(ファン・ビンビン)の脱税疑惑は中国のエンタメ業界を揺るがす一大事?

 

中国ネットメディアの情報によると、今回の范冰冰(ファン・ビンビン)さんによる二重契約問題(陰陽契約)は中国のエンタメ業界では他にもあり得るとの報道もあり、微博などでも様々な批判や憶測が飛び交っています。

 

その中には今回のように俳優と映画会社とが事前に二枚の契約書を交わし、一枚をダミーにして俳優側が脱税するという類の二重契約だけにとどまらず、「出演料+株(出演料の代わりに株を譲渡する手法)」というような類の契約もあるようです。

 

脱税の抜け道としてこのような手法も行われているというのです。

 

また、これらはタレントの出演料だけにとどまらずエンタメ業界の構造そのものにも直結する話らしく、例えば一連の中国の報道の中には映画制作における様々な脱税の手法があるとも報じられています。

 

 

 

 

その一部をご紹介すると、例えば近年中国は他国との合作映画が非常に盛んに制作されてきた経緯があります。

合作映画ともなれば中国国外で撮影する場合もあるでしょうし、そうなると制作の過程で海外で使用する経費やそれに伴い発行する領収書の中には中国国内で領収書と認められない領収書なども含まれる可能性があるわけです。

 

こういったことを国も考慮し、もともと海外における撮影の一部の経費や税金を優遇していたようです。問題視されているのは、こういった優遇措置を逆手にとった脱税・節税が頻発していたと言われているのです。

 

中国の課税方式や対象も細かく分類されていますから、どういった契約を取り交わしたり手法を用いれば税金を徴収されずに済むのか?と企業も個人も考えている人が多いというのです。

 

 

 

中国のエンタメ産業はここまで凄かった!

 

日本ではあまり知られていませんが2010年代に入り、中国の映画市場はその規模感を急速に発展させてきました。

世界第二位の経済大国になり、今後更なる飛躍を目指す中国にとって国の成長には映画をはじめとしたエンタメ文化コンテンツに積極的に投資し、エンタメ産業を育成・発展させていくことは国策事業となったわけです。

 

 

 

韓国の韓流ブームが非常に良い例ですが、韓国が国を挙げて映画やエンタメコンテンツにテコ入れしているという話は皆さんよくご存じですよね?

 

結果として韓国の映画や音楽、アーティストなどはエンタメというコンテンツと共に諸外国に輸出されて高い評価を勝ち取り、巨大な産業と化しました。

 

エンタメコンテンツが作り出したものは韓国にとって韓国産業やアジア市場開拓にとどまらず、韓国の文化やイメージ戦略にも大きな役割を果たしてきたのは皆さんが実感しているとおりです。

 

そしてエンタメコンテンツが起因となり、韓国の様々な商品やサービスの注目度も高まり韓国エステやコスメ、韓国旅行などが日本でもブームになったのは記憶に久しいことです。

 

つまり中国はこの韓国のビジネスモデルを国家戦略のもと、この数年間特に強化してきたという実態があるわけです。

 

そうした背景があり制作費100億円超の映画が頻繁に制作されていたり、范冰冰(ファン・ビンビン)さんのように一本の映画の出演料が10億円規模というとんでもない状況が生み出されていたわけです。

 

 

 

僕が過去に書いた中国は今や第2のハリウッド?中国映画市場はここまで拡大していた!でも詳細を紹介していますが、中国は現在アジアのハリウッドとなっています。

 

東京ドーム10数個分もある超巨大な敷地面積の撮影スタジオを国内にいくつも構え、その規模感の1つ1つは日本の常識では到底計り知れないようなレベルなのです。

 

僕自身もこれまでに何度もそういったスタジオに足を運んだことがありますが、ただただ凄くて圧倒される規模感です。

 

「中国ヤバ!!!」

 

って思わざるを得ないのです。

 

 

例えば撮影スタジオ内に紫禁城や城下町をそのまま再現してセットにして保存してある!という規模感のスタジオもいくつも存在し、そういったスタジオを使用して「レッドクリフ」などのメジャー映画がこれまで制作されてきたわけです。

 

中国はここ数年映画バブルが続いているし、良質な映画には巨大な投資や映画に紐づいたビッグビジネスが常に付きまとっている。それが現在の中国の映画産業の実態なのです。

 

そうしたバックボーンの中で今回の范冰冰(ファン・ビンビン)さんの報道が明るみになっているということを理解すると、次からの話がより鮮明に想像に繋がるかと思います。

 

 

 

実は范冰冰(ファン・ビンビン)だけにフォーカスが当たるレベルの話ではない

 

日本のメディアでも報道されている通り范冰冰(ファン・ビンビン)さんは女優という顔以外にプロデューサーや経営者という実業家の顔を持っており、家族を含めた関連企業を中国国内に50社以上抱えていると言われています。

 

ハリウッドと中国は構造が似ているのですが、有名な俳優や芸能人がプレイヤーとして抱える表の顔とは別に企業の経営者でもあるという2つの顔を持っているケースは少なくありません。

 

范冰冰(ファン・ビンビン)さんもそういったプレイングマネージャーという属性に当たるわけです。(日本ではタレントが芸能プロダクションに所属するのが一般的であるのに対し、中国ではタレントが自分自身で事務所を経営しているというケースが多々あります。)

 

つまり、単純ないちタレントという立ち位置よりもより深く広く様々な分野の知識やネットワークを構築している人物が中国芸能界には多く、こういった人物の中には世の中で起こる事象や経済、政治にさえも深く精通し、俯瞰した物事の捉え方をしている人間が多く含まれるとも言えるのです。

 

当然ですが、経済や社会に与える影響力もいちタレントよりも企業としての方が絶大に大きいことは言うまでもありません。

 

 

 

更に中国の俳優や芸能人は自身が在籍する芸能プロダクションの株主であったり、映像制作会社の株主でもあるケースが非常に高いことも加筆しておかなければなりません。

 

 

 

例えば有名俳優が次回出演する予定の映画があるとします。

その映画の制作会社はその時点で上場前だったとしましょう。

映画出演を決めた俳優はその時点で制作会社の株を大量に買うか譲り受けるなどします。

そして翌年映画が大ヒットすることをきっかけに上場を果たし、みんなで大儲けする。

 

超巨大化した映画バブルの背景の中、こういったビジネスをする俳優も相当数いたと中国ネットメディアは報じています。范冰冰(ファン・ビンビン)さんもその一人でした。

 

そして一連の問題を受ける形で現在、范冰冰(ファン・ビンビン)さんだけでなくレッドクリフシリーズで日本でもお馴染みになった大女優趙薇(ヴィッキー・チャオ)さんらが大量に株式を抱えている映画制作会社の唐徳影視は株価を大幅に下げているというのです。

 

范冰冰(ファン・ビンビン)さんの一連の問題はこういった部分にまでその影響を波及させているみたいです。

 

 

 

 

 

また、今回の問題を発端としてこれまで最低6.7%であった俳優の出演料の税率は一気に42%にまで引き上げられてしまいました。

 

それだけでなく、これまで国策として優遇されてきた映画制作などエンタメコンテンツの制作に関わる税率やその支払い方、条件なども今後大幅に改正される可能性もあるようです。

 

習近平体制になって様々な業界の再編が実行されてきた中、芸能コンテンツだけは特別枠を確保し続けていたと言われていますが、それもどうやら今後は急速に変わっていくのかもしれません。

 

 

 

 

つまり国家戦略として一気に全速力で駆け上がり、急激に発展し続けてきた中国映画産業と、それに纏わる汚職や脱税など様々な問題に対しブレーキをかける意図が今回の騒動の裏側ではあるのではないか?と中国メディアでは囁かれているわけです。

 

僕も中国で芸能活動させてもらっている日本人として、今後もこれらの情報の動向には注視していきたいなと思います。

 

 

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