日中友愛エンタメ大使(自称)の小松拓也です。

 

 

前回のブログ中国ビジネス最前線2018!日本を訪問するインバウンド旅行者の秘密は日本人が知らない「文創」にあったでご紹介した訪日中国人旅行者の属性やそれに伴う各種データ、そこに関連する「文創」という概念が今のインバウンド需要に大きく起因している記事の続きを今日は話していきます。

 

今日お伝えする記事内容は中国ビジネスに関わる方のみならず、今後の日本の在り方や世界への我々の情報発信などを考える上でも非常に役立つ情報満載なのではないかと考えます。

 

 

いつも言っているように、中国で活躍したいと考えるタレントや芸能人の皆さんにとっても今後の中国展開を考える上で非常に重要で押さえておかならければならない要素だとも思うので是非参考にして頂けたら嬉しく思います。

 

 

 

 

中国が注力している「文創」とはどのような概念か?

 

ではここで文創とはいったい何なのか?をご説明しましょう。

 

文創とは、「文化創意産業」の略で要約すると「文化を作る産業」という概念になります。

 

 

 

 

具体的に言うと、

 

映画やドラマ、アニメや音楽といった創造的な著作物やファッションデザインやグラフィックデザイン、デザイン的な建築物や工芸品、テーマパークなどなど

 

その範囲はかなり多岐に渡るわけですね。

 

 

 

 

「ふーん…。」

 

 

 

 

 

…って、

 

いやいや、大事なことなんだからもっと皆さん反応してくださいね。

 

 

 

 

もう一度言いますよ!

 

これ、超超超重要なところです。

 

是非メモってください。笑

 

 

 

 

 

じゃあ何が具体的に重要なのかを説明していきましょう。

 

 

 

 

ちなみに皆さんは中国って聞いたらどんなイメージを抱きますか?

 

個人的には「マジかよ?おいおい!」と思いますが、古い世代の方の中には中国と聞くと、いまだに人民服を着てみんながチャリンコを漕いでいるそんな古き中国を連想する方も日本人の中にはいます。

 

いやいや、それって4半世紀以上も前の話でしょ?

 

さすがにそれは時代に置いてかれていますから!って教えて差し上げたいけど、そういう方に限って人の話は聞かない…。そんな方も少なくないのかもしれません。

 

 

 

 

まあ、こういった人はさすがに少数でしょ?と割り切って話を進めていく上で中国のイメージに話を戻すと

 

結構大多数の日本人が、いまだに中国人は偽物ばかり作っている!とか、契約を守らず嘘つきばかり!などと思っている人が多いのは否めないと感じています。

 

 

 

 

 

この認識は個人的に見たら、上述した人民服を着てチャリンコを漕いでいる中国人を日本人が連想する!という話と何ら変わりはない間違った認識だ!とはっきり言えます。

 

だって、これまでの2018年中国ビジネス最前線!日本人にあまり馴染みの薄い貴州省の実態をしっていますか?という記事でも何度も言っていますが、中国は現在光通信のスピードで変化を次々と遂げているのです。

 

契約という約束事にはかなり敏感な中国人や企業もかなり増えています。

(むしろ現在、都市部では契約社会化しています。地方ではまだ別な場所もある可能性はありますが。実はこういった背景もあり罰金約146億円!中国トップ女優范冰冰(ファン・ビンビン)が脱税認める!中国映画界や俳優の今後のギャラにも影響か?の記事にあるような范冰冰(ファン・ビンビン)さんの問題も明るみになったと言っても過言ではないでしょう。)

 

 

 

それなのに、多くの日本人が勝手にADSLのスピードで中国は変化していると決め付けているのです。

 

そりゃ認識のすれ違いも生まれるし、正しい情報もそこからは得られません。

 

 

 

 

当然、中国の中には偽物をまだ作っている業者もいるだろうし、契約を守らない人間だっているでしょう。

 

でもミクロ化して考えた際、それは日本だろうがアメリカだろうがどこの国にだって必ず存在する分子なわけです。

 

理想だけで世の中が成り立っていたらおれおれ詐欺なんか絶対にありません。

 

そういう悪いことをしてお金儲けしたり、人を騙してまで裕福になりたいと考える人は悲しいけれどどの国でもどの時代にも必ず一定数存在するものなのです。

 

だから話を中国に戻した際に、日本人はいい加減一昔前の中国を基準に粗探しばかりしたり、中国を悪く言うのはやめましょうよ!って声を大にして伝えたいところです。

 

先日のバクロスTVを紹介した正しい知識を知ろう!お子さんに何気なく与えているそのジュース!本当に大丈夫?の記事でもお伝えしましたが、偏った情報に流されていると皆さん情報難民になりますからね!

 

少なくとも現在の中国は日本人が考えている以上に偽物を取り締まる国に変わったし、契約もかなり厳しく守る国へと変貌しているのです。

 

 

 

 

実はそこに現在の中国の国としての舵取りが介在するわけです。

 

それこそが文創なのです。

 

 

文創の見本は日本?

 

では何故中国人は安易に稼げるコピー品や偽物を作る産業の取り締まりを本格的に強化し始めたのでしょうか?

 

そこに「文創」の理念があるのです。

 

 

 

つまり、彼らは文化産業を創り育てる価値を知り、そこに力を入れ始めたのです。

 

 

 

 

では、一つ一つ説明していきましょう。

 

 

 

 

確かに中国はかつて、世界の工場と呼ばれ世界中の服飾ブランドのアパレル工場を擁したり、日本のメーカーなどの精密機器を安く沢山量産し続けて来た!

 

そんな時代がありました。

 

そうやって資本を築く一方で、日本や欧米の世界最先端の技術や物作りのノウハウをあらゆる分野で吸収していったわけです。

 

 

 

そして、工場が世界最先端の技術を吸収する一方でその技術の横流しをし、闇社会で模倣品が多数流出した!

 

そのような事象が実際に存在したわけです。

 

こういった事象を今でも現在の中国社会や経済にどうしても重ねてしまっている!という日本人は正直少なくないかもしれません。

 

 

 

 

 

 

でも、何度も言いますがそれは過去の中国です。

 

今の中国はその先に歩き出しました。

 

 

 

 

 

では彼らがどこに歩もうとしているのか?この先はそこにフォーカスを当てて話を進めていきましょう。

 

実はそのフォーカスの一部が日本という国なのです。

 

 

 

 

中国が目指すはウォルトディズニーやスタジオジブリ?

 

文創が文化産業を創作するという理念だとは前述した通りです。

 

では、かつては模倣大国とまで揶揄された中国が何故独自文化の創作に力を入れ始めたのか?

 

そこには中国が掲げる今後のビジネスの大きなビジョンがあるからなのです。

 

 

 

 

 

これは中国メディアのある記事をまとめた内容になるのですが、1990年代の全世界の有料による無線テレビ及びケーブルテレビの世界的シェアの75%がアメリカコンテンツによるシェアだったと報告しています。

 

また、有料テレビ番組におけるシェアは全世界の85%

その他、全世界の映画興行収益とビデオの収益の収益シェア率も55%がアメリカでした。

 

更に全世界の音楽CDにおけるシェアも当時は約半分がアメリカであり、書籍のシェア率も35%を占めていたと報じられています。

 

 

 

 

更に記事はアメリカが文化産業によって構築してきたものは何も利益だけの話ではないと後述しています。

 

映画をはじめとしたアメリカ文化コンテンツは世界中に「エンタメという娯楽」を通してアメリカの文化や価値を多国籍、多民族に浸透させていったというのです。

 

例えばオシャレなバーで女性を口説くのがカッコいいと考える文化であったり、レディファーストという女性を上手くコーディネート出来るセンスが男性として必須であるという概念であったり。

 

まあ、少なくともバーは日本文化ではないし、レディファーストも日本古来の固定概念ではないですからね。

 

日本人でもアメリカのエンタメ文化に触れることで、そこから抽出された流行りや概念を色濃く受けることになり、人によっては映画の主人公のようにバーでオシャレに飲んでみたり、レディファーストといった概念を強く意識するようになった。このような方は多数存在するのです。

 

 

もちろんバーやレディファーストだけでなく、コカ・コーラやマクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、スターバックスコーヒー(食文化)など、アメリカの文化コンテンツは世界中で浸透していきました。

 

そして、以前はハンバーガーやコーラを飲んだことも食べたこともなかった日本人や中国人、世界中の国々の人々や民族が食文化や生活習慣の中にアメリカ文化を取り入れていきました。

 

 

 

 

これらの現象は何も日本でのみ起こったわけではなく、中国でもそうだったし世界中で同じようなことが波及していったわけです。

 

 

 

 

エンタメの力、ヤバッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

そして、この「エンタメやばっ!」という波及効果や潜在的なパワーは自国の対外的啓蒙活動にも非常に有利に働くと現在の中国政府は考えているわけです。

 

近年、それを模範とするのに象徴とされて来た代表例として韓流ブームというものがあります。

 

40歳から人生リスタート!退社のご報告とフリーからの再挑戦でも取り上げて来ましたが、韓流ブームは日本だけでなく、中国でも起こりました。

 

韓流ブームは韓国映画や音楽のヒットに留まらず、その後映画のヒットと共に韓国旅行が流行ったり、韓国の商品が注目度を高めたり、韓国産業が中国で大人気になるなど、多くの産業にその効果を波及させました。

 

文化産業を中心にした韓国の世界戦略はまさに功を奏したわけです。

 

 

 

中国は2010年代に入り、アメリカや韓国が自国でも巻き起こした一大ムーブメントを学習材料に置き変えて、今後自国産業も文化を中心に盛り上げていこうと舵取りを始めたのです。

 

中国が中国オリジナルのウォルトディズニーやスタジオジブリを築いていこうというような目標を掲げたということですね。

 

 

 

その背景に、これまでのブログでも紹介した范冰冰(ファン・ビンビン)の高額出演費や中国映画市場の高騰化などがあるわけなんです。

 

 

そして、その概念である文創は何もエンタメコンテンツに限らず日本の文化産業やビジネスとも直結する話なのです。

 

 

 

中国が日本に求めるものとは?

 

ちなみに現在、中国からのインバウンド需要でどのような分野の産業が日本に特に求められ、需要を増しているかご存知ですか?

 

それがここまで説明して来た文創と直結したカテゴリーとなるのです。

 

 

 

具体的に言うと、

 

中国は模倣文化からの最短の脱出を図る為に隣国の日本から見習うべき要素が多数あると考えています。

 

それは世界的に影響力を持つ日本のアニメに限った話ではありません。

 

例えば、100年続く日本の老舗企業や旅館などからも学ぶべきノウハウがあると中国人や中国企業は考えており、この分野に一定の需要がすでに生まれているのです。

 

 

 

 

何故ならば中国は高度成長期の波に乗って沢山の企業や人が大きな発展をしてきましたが、従来文化産業を育てて構築していくという概念が多くの中国人や中国企業にとってこれまでは薄いものだったのです。

 

その為、高度成長期の中国において株や事業や不動産などで一気にお金持ちの仲間入りを果たした多くの中国人の中には、「儲かることだけに力を入れれば良い」と考える層が一定数存在したのも否めない事実です。

 

また、そういったいわゆる成り上がり型富裕層の中には自分が興した事業や会社が程よい発展を遂げた際、自社をM&Aにかけて転売し、利益を上げ、そのお金を基に更なる事業や会社を興していく!といったいわゆる投資目的の乗り換え型のビジネスを繰り返す経営者も少なくありませんでした。

 

当たり前のことですがこれではお金儲けは出来たとしても、文化や産業は育ちにくいし構築出来ません。

 

 

 

 

かつてのような高度成長期はそのやり方で通用しても国が成熟期に突入し始めた現在、そのような考え方の企業や経営者ばかりでは中国経済の今後の更なる発展は頭打ちになってしまうでしょう。

 

そう考えた中国政府が国策として取り組んでいるのが「文創」であり、その一側面がエンタメや映画産業なわけです。

 

 

 

 

そこで隣の国、日本を見てみたらあらあら不思議!

 

日本という国には創業100年を超える老舗企業が多数存在するではないですか?

 

 

 

 

戦争やオイルショックやらリーマンショックやら、あらゆる時代の変化や荒波にも耐え続けながら今なお存在し続ける日本の老舗企業はいったいどうやって100年もの長期間、その形を存続させてきたのだろう?

 

 

こういったノウハウや知識、情報は中国が今後の発展を図りシフトチェンジしていく上で非常に重要な理念や考え方であると受け止められています。

 

 

そして、すでにそういった100年企業とのセミナーや交流会を希望するという中国企業からの定制旅游が一定の需要を生み出しているということなのです。

 

その裏側には今回説明してきたような「文創」という理念と取り組み、中国を取り巻く環境の変化があると言われているのです。

 

そして、それは別に100年以上の老舗企業にだけ求められているわけではなく、物作りやその管理ノウハウに長けた国日本という「日本ブランド」全体に現在の中国は注目をしているということなのです。

 

 

また、中国ビジネス必須ツール微博の最新データから見る中国人の習性の記事からは中国最大のSNS微博から読み解くあらゆるデータをご紹介していますので、関連して是非こちらのデータと記事にもご注目してみてください。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

是非皆さんのビジネスにこれらの情報を役立てて頂けたら幸いです。

 

 

中国は紛れもない世界第二位の経済大国ですし、今後も更なる発展を遂げていくことが有力視されています。

 

 

そういった国と良い関係を築いていく上でもこういった知識や情報を皆さんが活かして下されば幸いです。

 

個人的にはこういったことに注目する日本人芸能人やタレントさんが増えていき、新しい模索を開始してくれたら嬉しいところですね。

 

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ちなみに僕のブログでは健康な肉体や見た目にとどまらず、体の内側や心の持ち方など、「自分を本気で変えていきたい」と考える方々や売れたいと考える芸能人の卵や第一線で活躍の機会を得ることが出来ない俳優や歌手向けに心と体両方のアプローチから理想の自分へと自分改革していくノウハウをあらゆる角度からお伝えしています。

 

以下の記事も是非参考にしてみてください。

売れたいと考えるタレントの卵の皆さんが覚えておいた方がいい具体的な2つのアプローチ方法

正しい筋トレ(ダイエット)を覚えると人生が劇的に変わる可能性と理由!筋トレは脳みそを使え

 

 

 

では、また次回のブログでお会いしましょう。

 

今日もありがとうございました。

 

 

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